風見しんごの「えみるの赤いランドセル」

事故発生:2007年1月17日 午前8時8分頃、東京都世田谷区中町4丁目の都道交差点において、その場所は風見さんの自宅から130m離れた片側一車線の交差点である。青信号で横断歩道を小走りに渡っていた所に、青信号で対面から右折してきた3トントラックに衝突しタイヤの下敷きになった。その時にえみるさんは頭部を強打し救急車で搬送されたが午前9時33分に頭蓋底骨折のため、亡くなった。


これは、子を持つ親として涙なしにはいられない。
私は、怖くて風見しんご氏の本は弱虫なので、立ち読みすら出来ない。

テレビで、神戸大地震のニュースとともに風見しんご氏のえみるさんの話が出てきた。この事は決して他人事ではないし、風見氏の心境の痛々しさがこちらにも伝わってくる。

交通事故は、起きてしまうといつもの日常が突然、非日常に変わってしまう。

朝、笑顔でいつも通りに学校へ行っていたわが子が、寝たまま、もう眼を開けなくなってしまう。

交通事故は、加害者、被害者ともに精神的、物理的ダメージを受ける。

加害者は、裁判などで通常の勤務が出来なくなってしまうため、会社を首になってしまう場合がある。

被害者は、無くなった者への喪失感がとても大きくメンタル面でダメージをうけてしまう。
亡くなった事すら認めがたいであろう。認めたくないって言うのが本音であろう。

車を運転するものとして日々常に安全運転を心掛ける必要がある。

今日もニコニコ安全運転みたいな標語(スローガン)はどうだろうか?

bentley55 at 14:42│clip!人生